1/144 GPB-X80 ビギニングガンダムを仮組み(…1/144?)

日曜に、チヂミ喰いに行ったついでに模型店に寄ったら、ビギニングガンダムが
出てたので購入、帰宅後数時間経ってから組立。
買ったキットをその日のうちに（実際には日を跨いだけど）組むなんて、何年ぶりだろ。
ビギニングは、イイ感じに面白いデザインで結構好き。

今イチかっこよくないけど。

…微妙だな…
..
これが設定画。インストを撮影。

かなりバランス違う気がする。いやまあ、画稿通りだと足短すぎるけど。
ビギニングって、すごく未消化な感じで、非常に惜しいデザインの様な気がする。
もう二、三歩煮詰められたのでは？
ちなみに、ビギニングのデザインは重田敦司氏のラフを別のデザイナーさんが
クリンナップしたものだそうな。余程大急ぎの仕事だったのかな…


キット正面。やはり微妙だ…

組んでみた感想。

ガンプラ未体験の小学生の
初ガンプラがこれって
ハードル高いなおい。

…アニメでの（視てないけど）扱いからして、イージーなキットかと思ってたら…あと、

小さい三角をちまちま付けるの
マジ面倒くせえ。

（上）頭でかっ！？　（下）てか、顔でかっ！？　ちなみに比較はHGオーガンダム。


胸のパーツの合いが妙に悪くてスキマだらけになってる様な。

部分部分では結構ｶｺｲｲ。

サーベル羽根ｶｺｲｲ。


けつ周り。メカメカしくてｶｺｲｲ。重田氏原案の為か、微妙にひげガンダムの香りが。


踵が妙にｶｺｲｲ。くるぶしの装甲（？）は少し鬱陶しいけど。

ただ…

このバックパックの三角はスラスター。バーニア噴射ではなく力場を発生させて
飛ぶんだそうな。アイデアはともかく、見た目がどうにもショボイのは頂けない。
なんか、ここだけ飛びぬけて手抜きっぽいんですが！


腕。いまいち本体と馴染んでない気もするけど、これだけ見ると気を失いそうな位
カッコイイ。肘なんてただ一軸で曲げるだけのくせに、なんというメカメカしさ。
（右）ただ、この手首の装甲が干渉干渉で想像を絶する邪魔っぷり。とはいえ、
これがあるかないかでカッコよさに天地の開きが出るので安直にとっぱらえない。
重田氏による箱絵では可動してるけど、こんなんこのサイズでは、ヒンジを丸出しに
しないと可動ムリですって！

…拳が…！
左右で構造が違う…だと？

しかも左拳とか、どこのコトブ●ヤだよこれ？！
これは一体？と思ったら、

こういう事ですた。（＜って、ここまでで何度も写真写ってるけど）
ひどい事に、左拳はこれだけ。ライフルのフォアグリップもサーベルも握れない。
バンダイきゅんはさあ！なんでいちいちこういういらん事するかなあ！？


脚。てか、膝。
（左）ガバーッて開いてたのがピチッと閉じて綺麗にツライチになるのは、非常に
気持ちいい。しっかり伸ばしても少し膝が曲がってる感じになるのは残念。
（中・右）ただ、腿側の関節は中に装甲が入ってるのが正解っぽい。
確かに、キットでは関節がモロムキ出しになってかなり危険な感じかも。
ちなみに、足首の装甲もスネとツライチにしようとすると、

こんな立ち方になって、後ろに倒れます。


ライフル。全く問題なくいい出来。フォアグリップ可動。握れないけど。
手首の装甲とグリップ形状の関係で、まともに構えられない。


シールド。一見いい出来だけど、実は相当の曲者。
例えば、台形モールドの入った面。これ、先端の方にはエッジが入ってるのに、
（写真では判らないけど）実は上の方はエッジがなく隣の面とツライチに。
これはつまり、面がねじれているという事。なんでこんな余計な事を…？


シールド裏面。ジョイント基部は固定で、回転とか無し。
せっかくの微細なモールドが、大量のピン受け穴の為にかなり台無しに。
しかも、

現時点では大半の孔が未使用で、挙句…

この孔に至っては「シールで塞げ」というご無体な仕様。いつのプラモかと！
後々の展開があるんだろうけどさ…


某アニメも見てないし、その原作のゲームもやった事ないのでよく知らんけど
そこらじゅうでレッツパーリィレッツパーリィ言われてる技。
なるほど。三本のサーベルが斜め向いてるからスライド金型では対応できない。
ならば無理に分割するよりは一体成型で剛性重視って判断ですな。
正しいと思うけど、これ見た瞬間に途方に暮れる人多そうだ。
モールド綺麗だし、指の表情がいい感じ。


本体自体はやたらよく動くけど、前述通りとにかく手首の装甲が邪魔なのと、
シールド基部が回転しない事、左手で物が持てない事でかなりポージングに
制限があります。


長くなってしまいました。今回はこの辺で。

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